長崎MaaS推進事業、国交省の採択を受け長崎電気軌道らが実証開始
2025/7/18(金)
長崎電気軌道、長崎市、三井住友カード、長崎国際観光コンベンション協会、十八親和銀行、FFGカード、ニモカ、ジェーシービー、西鉄エム・テック、小田原機器、QUADRAC社は7月16日、国土交通省の2025年度「日本版MaaS推進・支援事業(観光促進型)」の採択を受け、2025年秋頃より、stera transit 長崎MaaS推進事業における実証実験を開始することを発表した。
同実証では、長崎電気軌道の路面電車全線および長崎市内を運行する乗合タクシーにおいて、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera(ステラ) transit(トランジット)」によるクレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスを導入する。ほかにも、「stera transit」を活用した各種乗車サービスの展開、総合交通アプリ「Pass Case」での企画券販売、移動データや消費データからの分析を実施するという。
なお、11者は、今回の実証実験を通じて、キャッシュレス化やデータ活用によるサービス向上を図り、公共交通の利用促進と事業者の持続的な発展を目指すと述べている。