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ナビタイム、iOS向けアプリ「NAVITIME」をリニューアル

2022/7/6(水)

株式会社ナビタイムジャパンは、iOS向けアプリ「NAVITIME」をリニューアルする。7月1日付のプレスリリースで明かした。iOSにて先行対応し、今後Android OSでも実施予定だ。

「NAVITIME」は、徒歩・電車・車・バス・自転車などさまざまな移動手段を組み合わせ(マルチモーダル)、出発地から目的地までの最適なルート検索を提供している。これまで、利用者の声をもとに安心安全な移動をサポートするための機能や情報拡充、移動手段の予約連携などにも対応してきた。

今回のリニューアルでは、「マルチモーダルな経路探索で、一人ひとりに合わせた豊富な経路バリエーションを提案する」をコンセプトとして掲げている。「NAVITIME」の特徴であるマルチモーダルな経路検索かつ、充実した経路バリエーションを、より体験しやすいアプリにリニューアルする。近年普及が進んでいるシェアリングサービスやマイクロモビリティなど、新たな移動手段にも対応できる拡張性を考慮してデザインを設計している。

アプリ全体の配色やアイコン、フォント、レイアウトなどすべてのデザイン要素を見直して、移動に関する豊富な情報を集約させながらも視覚的に分かりやすく整理した。これにより、ユーザーは、状況に応じてより最適なルートを選択しやすくなっている。

また、同アプリでは、「画面構成の見直し」、「優先条件を同時に検索・結果表示」、「旅行/予約ボタンの新設」「各経由地の滞在時間の設定機能追加」を行っている。「画面構成の見直し」では、ルート検索時の移動手段や検索条件の一覧性を高め、アイコンなどで視覚的に確認できるUIとすることで、操作性を向上させた。ルート結果画面では、ルート詳細を表示したまま地図画面の切り替えが可能になり、それぞれの地図とルートを見比べやすくなっている。

「優先条件を同時に検索・結果表示」とは、「時間が短い」「乗り換えが少ない」「料金が安い」「エレベーター優先」「階段を避ける」「屋根が多い」などの優先条件を考慮したルート検索時に活用する機能だ。これまでは都度優先条件を設定して再検索する操作が必要だったが、今回のリニューアルにより、6つの優先条件を同時に検索・結果表示できるようになった。さらに、同一条件内で最大4ルートが自動で提案されるため、最大24ルートから比較してユーザーの好みに合うルートを選択することが可能だ。

また、同アプリでは、画面下部に「旅行/予約」ボタンを新設した。これにより、「旅行/予約」からも、タクシー配車や、飛行機・新幹線・レンタカー・シェアサイクルなど移動手段や、ホテル、アクティビティ等の予約と予約確認が可能になった。

「各経由地の滞在時間の設定機能追加」は、PC向け「NAVITIME」でも人気のあった機能だ。出発地と目的地のほかに経由地を3カ所まで指定でき、それぞれの滞在時間を考慮したルート検索が可能だ。複数の訪問先の経由や観光地を周遊する際の最適なルートの作成など活用できる。

なお、同社は、今後も「NAVITIME」における、ユーザーに便利で快適な移動をサポートする機能拡充、情報連携、サービス向上に努めるという。これにより、シームレスな移動体験の提供と、より一人ひとりに最適なサービスの実現を目指すと述べている。

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