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ナビタイム、「トラックカーナビ」と物流システムの連携機能提供開始

2022/9/8(木)

株式会社ナビタイムジャパンは、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」を、さまざまな物流システムと連携できる「システム連携機能」を提供開始する。9月5日付のプレスリリースで明かした。
物流システムにドライバー向けの機能がない場合、運行指示書等にある運行計画をドライバー自身がカーナビに入力をする必要がある。これにより、伝達・入力ミスのリスクや入力の手間が発生している。

同機能は、「トラックカーナビ」プレミアムプラスコースの法人契約をしている企業を対象としたサービスだ。利用中の物流システムに「トラックカーナビ連携リンク」を埋め込むことで、「トラックカーナビ」を直接起動できるようになる。さらに、管理者が物流システムで作成した運行計画を、正確かつ簡単に「トラックカーナビ」に反映することが可能だ。これにより、管理者の運行指示の効率化と、ドライバーのルート入力作業時間や転記ミスのリスクを削減できる。

また、同機能では、物流システムからメール等で共有されたURLをドライバーのスマートフォンでタップするだけで、運行計画が反映された状態で「トラックカーナビ」を起動できる。このため、正確かつ簡単にドライバーが運行ルートを確認・走行開始することが可能だ。

くわえて、ルートではなく地点リストでの連携や、途中で目的地を追加したい場合、高速道路の指定した区間のみを走行してほしい場合には、地点単位・インターチェンジ(IC)単位でも反映できる。ドライバー向けの機能がある場合でも、車両サイズや大型車規制情報を考慮したトラック専用ルートを検索できる「トラックカーナビ」と簡単に連携できることで、ドライバーが安心・安全に運転できる環境を提供可能だ。

ほかにも、物流システム側でシステム連携設定を行うと、法人契約をしていない「トラックカーナビ」プレミアムプラス会員とも連携が可能になる。例えば、パートナー企業のドライバーの「トラックカーナビ」にも、運行計画を共有できる。

なお、同機能は、「『トラックカーナビ』と自社システムを連携させて、ドライバーの業務を効率化したい」「既存システムも自社開発して運用しているが、『トラックカーナビ』でドライバーが安全運転できる環境を作りたい」というユーザーの要望に応え、開発したものだ。

同社は、「トラックカーナビ」を導入しやすい環境を整備することで、より多くのトラックドライバーの安心・安全な運転環境と、業務効率化による労働時間やコストの削減に貢献したいと述べている。

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