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ナビタイム、「軌跡ルート」提供開始 ユーザーの実際の走行実績から再現

2022/9/12(月)

株式会社ナビタイムジャパンは、iOS向けのカーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」の有料会員向けに、ユーザーの実際の走行実績から再現する「軌跡ルート」を提供開始する。9月7日付のプレスリリースで明かした。
「軌跡ルート」は、ルート検索時に、過去に同じ2地点間をナビゲーションした走行実績があった場合に、それを再現したルートを提案する機能だ。直近の往路と復路を再現するので、最大2種類の「軌跡ルート」が検索結果に並ぶ。「前回走行した道でもう一度行きたい」「さっき来た道をそのまま戻って帰りたい」という場合に便利な機能だ。

通常のルートは、ナビタイムジャパンの経路探索アルゴリズムによって算出された、アプリから提案するルートだが、同機能は、ユーザー自身が通ったルートを再現する。

同機能は、ユーザーからの「ルートを学習してほしい」「あまりよく知らない道よりも、以前に通ったことのある/慣れている道を通りたい」等の要望から開発した機能だという。

通常のルート検索は、検索時のリアルタイム渋滞情報などを考慮しているため、同じ出発地・目的地のルート検索でも、前回とは違う道を通るルートを提案するケースもある。同機能では、ナビゲーションとは違う道を走行してみたら運転しやすかった、知っている道があったのでナビゲーションとは違う道を通った、などの理由で同じ道を走りたい場合に、ユーザーの走行実績からルートを再現する。

「Myルート」にも保存できるため、よく行く場所へのお気に入りのルート/帰りのルートとして、いつでも同じルートでナビゲーションが可能だ。

なお、同社は、走り慣れた道を走行することで、安全で快適なドライブをサポートする。また、ユーザーにより多くの選択肢を提供することで、渋滞緩和にも貢献したいという。さらに、同社は、これからもドライバーが安心して運転できる機能の開発に努め、安心・安全で快適なドライブライフに貢献すると述べている。

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