今回の対応により、「自転車NAVITIME」では、ナショナルサイクルルート全6ルートをアプリの地図上に表示し、距離や獲得標高などのルート形状を確認できるようになる。さらに、既存機能である「サイクリングロード優先」機能の検索対象も、ナショナルサイクルルートに対応した。これにより、ルート検索時に近くにナショナルサイクルルートがある場合、優先的に通るルートとして検索できる。

さらに、同社は、今後ナショナルサイクルルートの推奨モデルルートをサイクリングロードとして新たに追加することや、Web版で表示するなどの対応を検討しているという。

くわえて、「自転車NAVITIME」では、ナショナルサイクルルートのほかにも、全国170本のサイクリングロードの情報を保持している。同社は、今回の対応に合わせて170本の情報更新を行った。これにより、よりサイクリングルートを通りやすいルート検索・案内が可能となっている。

なお、同社は、今後もサイクリングロード、自転車に適した地図や交通データを充実させることで、利用者のより安全で快適なサイクリングをサポートする。同時に、全国のサイクリングロード情報の拡充を通じて、各地域の魅力を利用者に知ってもらうことで、サイクルツーリズムの推進に貢献していくと述べている。