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ナビタイムジャパン、事故による車線規制で発生する渋滞予測機能提供

2021/11/18(木)

株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)は、同社提供のカーナビアプリ等にて、事故による車線規制で発生する渋滞の予測機能を提供する。11月17日付のプレスリリースで明かした。
同社は、2009年に渋滞予測サービスの提供を開始した。それ以降、継続的に到着予想時刻の精度向上に向けた開発を行っている。活用している主な情報や技術は、オンデマンドVICSによるリアルタイムの道路交通情報と、過去の渋滞情報や通行実績などのビッグデータを用いた独自の渋滞予測技術だ。

同機能は、VICSから配信された過去の事故渋滞情報から、事故発生後、発生箇所からどこまで渋滞が広がるのか、いつ渋滞が解消されるのかを分析・算出する。そして、ナビタイムジャパンの持つ過去の事故渋滞時のプローブ交通情報と組み合わせて、道路ごとに渋滞解消時間・走行速度などを予測する。予測の対象範囲は、全国の高速道路だ。

同機能により、高速道路上で事故による車線規制が発生した場合には、車線規制による渋滞を予測し、より精度の高い到着予想時刻を案内する。事故が発生したばかりで渋滞が続きそうな予測の場合は、その区間を避けたルートや、走行中であればリルートなど、代替ルートの提案も行う。

同機能は、有料会員向けの機能だ。個人向けのカーナビでは、「NAVITIME」「カーナビタイム」「NAVITIMEドライブサポーター」「トラックカーナビ」「バスカーナビ」「ツーリングサポーター」が対応。法人向けのカーナビとしては、「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」「NAVITIME API」「NAVITIME SDK」「NAVITIME WebNAVI」が対応する。ほかには、KDDI株式会社(以下、KDDI)と協業で提供中の「auナビウォーク」「auカーナビ」「au助手席ナビ」、KDDIの「auスマートパス」の「NAVITIMEドライブサポーター」Plusコース、株式会社NTTドコモの「スゴ得コンテンツ」の「NAVITIMEドライブサポーター」など、車ルートを検索できるサービスにて対応する。

なお、ナビタイムジャパンは今後、車線規制が発生しないケース、事故以外の原因による車線規制のケースなどでの渋滞予測や、対象範囲の一般道への拡大など、予測技術の向上に努めると述べている。

(出典:ナビタイムジャパン Webサイトより)

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