ナビタイムジャパン、バス接近情報機能拡充 3カ所の接近情報確認可能に
2021/12/14(火)
株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)は、バス専用ナビゲーションアプリ「バスNAVITIME」にて、「バス接近情報」機能を拡充する。12月13日付のプレスリリースで明かした。
「バス接近情報」とは、バス停までの到着時間や走行位置といった情報をリアルタイムで表示する機能だ。ナビタイムジャパンでは、2006年3月より提供開始し、「バスNAVITIME」においてもアプリ提供当初から搭載している。しかし、以前より「バス接近情報」に気が付きにくいなどの声もあったという。今回の機能拡充にあたって、同社はバス利用者が接近情報を知りたいシーンを想定し、その際にどのような情報をどうやって提供するのが最適か検討をした。そして、バス利用者にとってより利便性の高い機能となるよう開発している。
具体的には、下タブに「接近情報」タブを追加し、ワンタップで現在地周辺の最大3カ所のバス停を対象とした接近情報の提示が可能になった。どの系統のバスが、いくつ前のバス停間を走行中で、あとどれくらいで到着するのかを一覧で表示する。
また、現在地周辺以外でも、「接近情報」画面上部でバス停を検索すると、そのバス停に対する接近情報も確認できる。複数のバス停の接近状況を横断的に確認できるため、例えば目的地周辺に向かうバス停がいくつかある状況で、待ち時間が少ないバスをすぐに把握可能だ。同機能は、無料で利用できる。
なお、同社は、「バス接近情報」機能について、全国のバス路線やコミュニティバスへの対応を進めている。2021年12月中には、北海道中央バスや横浜市営バスなど9つのバス事業者・自治体にも対応予定だ。さらに、今後もユーザーの声に耳を傾けながら、安心・快適にバス移動できるよう、さらなるサービスの向上に努めると述べている。