今回の取り組みの目的は、「シェア乗りタクシー」を展開しているエリア内に位置する新幹線の沿線（5都府県、7駅）を起点としたサービスのアップデートを行い、移動における交通結節点の活用や二次交通の活性化を担うことだ。また、UIにおいては、具体的に前述の7駅を発着地として起点を設けている。これにより、ユーザーは、より具体的な使用シチュエーションをイメージしながらサービスを利用することが可能だ。新幹線を降りたら、すぐ移動ができるように“事前の予約”で移動体験をより滑らかに実現していくという。

さらに、今回のアップデートにより、旅行などの団体移動のニーズに対して、使い勝手の向上を目指し「シェア乗り」だけではなく「貸切」によるタクシーの運行予約も手軽に行うことができるようになったという。なお、ニアミーは、シェア乗り関連サービスの提供を通じて、移動の需給バランスを整え、人々が移動しやすい社会の実現を目指していくと述べている。