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NECら、自動運転EVバスの有償実証を豊見城市で実施 遠隔監視も検証

2025/12/1(月)

テープカットの様子

沖縄県豊見城市(以下、豊見城市)、第一交通産業、日本電気(以下、NEC)、電脳交通、ティアフォーの5者は11月28日、豊見城市内で自動運転EVバスの有償運行開始を発表した。

第一交通産業、NEC、電脳交通、ティアフォーは2024年5月、豊見城市における交通課題の解決に向けた自動運転バスに関する包括連携協定を締結。自動運転の実証も実施した。今回の実証における変更点は、完全キャッシュレスでの有償運行、道路運送車両法のレベル4※、認可の取得に向けた走行データ蓄積、運行ルートの拡大、運行監視の高度化だ。


具体的には、有償運行においては、OKICA、MOBIRY DAYS、GOGO!シェアによる3つの決済手段でキャッシュレス決済が利用できる。MaaSアプリ「my route」からも電子チケットを購入して利用できるという。

また、運行監視の高度化においては、2024年度はオペレータの目視のみで安全運行を監視していたが、今回は複数台の監視を見据え、NECの映像配信技術と映像分析に基づくアラートシステムの検証も一部期間で行うとのことだ。

なお、5者は、今後も現在運行されている豊見城市市内一周バスにおける自動運転バスのレベル4運行を目指す。そして、この活動を通じて、豊見城市における公共交通手段の確保や公共交通の利便性向上による地域活性化に貢献すると述べている。

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