シェアサイクル「Charichari」と電動キックボード「mobby」が提携 福岡で展開
2020/9/18(金)
シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」を提供するneuet株式会社と、電動キックボードのシェアリングサービス「mobby(モビー)」を提供する株式会社mobby rideは事業提携を行い、 福岡市を中心に共同でシェアリングモビリティ事業を推進すると発表した。
チャリチャリは、 2018年2月に福岡市でサービスを開始(当時のサービス名は「Merchari(メルチャリ)」)。今年7月からは名古屋市、 9月からは東京の浅草・上野を中心としたエリアでもサービスを開始した。そのほか、福岡市内のセブン‐イレブン店舗に「チャリチャリ」の駐輪ポート設置を進めるとの発表も今月17日に行っており、サービスの拡大を続けている。mobbyは、 電動キックボードのシェアサービス。 mobby rideでは電動キックボードに関する現行制度の改正に向け、 政府より規制のサンドボックス(新技術等実証)制度の認定を受け、 約半年間にわたり実証実験を行ってきた。そのほか、トヨタ自動車九州などへの導入実績もある。
モビリティのシェアサービスが増加する中、両社はお互いの強みを活かして協業することで合意。短距離移動の新たな習慣を作り上げることを目指すとしている。まずは、これまで基盤を築いてきた福岡市で取り組みを進める方針だ。
両社は利用データなどを活用した新規サービスの共創も検討するほか、 今後mobbyが福岡市内でサービス展開を行う場合には、 チャリチャリとの併設ポートを開設することなどを検討している。