西鉄ら、AI警備システムを活用した駅施設安全性向上の実証実施
2025/2/21(金)
西日本鉄道株式会社(以下、西鉄)は2月19日、株式会社アジラと共同で、西鉄天神大牟田線の駅施設における安全性向上を目的とした実証実験開始を発表した。
同実証の目的は、「不審行動や危険行動の検知による安全性向上」「駅係員への迅速な情報提供による対応の迅速化」「白杖・車いす利用者の検知による介助の必要性把握」だ。アジラが提供するAI警備システム「AI Security asilla」を活用し、駅集中管理方式※を導入している駅のうち乗降人員や、小学生、高齢者の利用状況を考慮した8駅で実施する。
また、同実証では、「線路内への侵入」「車椅子・白杖使用者」「転倒・ふらつき」「長時間にわたり駅施設に留まっている人」「ホームからの転落予兆」「不審行動」などを検証するという。実施期間は2月21日~8月20日の予定だ。
※ 駅係員が常時は駐在せず、監視カメラによる安全確認やインターホンを通じたお客さま対応など、デジタル技術を活用して遠隔で駅業務を行う(プレスリリースより)
