日産子会社、日産でんきの先行販売開始 EV所有者にはEV割も適用
2024/12/4(水)
日産自動車株式会社(以下、日産)は12月3日、同社連結子会社である日産トレーデイング株式会社(以下、日産トレーデイング)が国内自動車業界で初めてとなる、自社商品の一般家庭を対象とした「日産でんき」の先行販売を12月1日より神奈川県で先行販売開始を発表した。
同サービスは、FIT発電所由来のFIT非化石証書を付すことで、実質的に再生可能エネルギー100%の環境に配慮したものだ。料金プランは一人暮らしからファミリーまで、幅広い利用者に対応した「一般家庭向けプラン」と、電力消費の多い家庭や店舗に対応した「商店向けプラン」の2種を用意している。どちらのプランでも、契約すると「全員割」が適用され、東京電力管内の場合、従来の電気基本料金と比べて13%割引となり、年間で約2400円格安になる。さらに、電気自動車オーナーには「EV割」も適用され、全員割と合わせて26%割引となり、年間で約5800円格安になるという。
くわえて、同サービスでは、契約者に新規加入特典として「Amazonデジタルギフト 5000円」または「JCBギフトカード 4000円」を提供。また、日産自動車が提供するEV向け充電サービス・ZESPを契約、または新規契約者には、さらなる特典として「Amazonデジタルギフト 5000円」または「JCBギフトカード 4000円」を用意しているという。
なお、日産は、同サービスをまず日産の一部販売会社において開始し、取り扱い販売会社、および販売エリアを順次拡大する予定だ。そして、今後も利用者とともにカーボンニュートラルのさらなる推進に貢献していくと述べている。