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【物流MaaS】NLJ、アイシンや豊田自動織機と協働で実証実施

2022/11/18(金)

NEXT Logistics Japan株式会社(以下、NLJ)は、株式会社アイシン(以下、アイシン)、株式会社豊田自動織機(以下、豊田自動織機)と協働し、将来の自動クロスドック(結節点)運用に向けた自動荷役技術の開発や課題の抽出を行う。11月16日付のプレスリリースで明かした。

NLJは、物流業界の抱える、少子高齢化や2024年問題に起因した「モノが運べなくなる」という社会課題に対し、20社のパートナー企業とともに、各社の専門的な知見・技術を活用した高効率輸送スキームの構築を推進している。同スキームでは、業種業態を超えたさまざまな荷主から持ち込まれた荷物を、効率よく幹線輸送ができるように積み替え拠点(クロスドック)にて荷下ろし/荷積みを行っている。

同実証では、この荷下ろし/荷積み作業の自動化(自動荷役)により、省人化の実現を目指す。2021年の実証では、豊田自動織機の協力の下、自動運転フォークリフトを活用し、一定条件下にて有人より精度の高い作業を実現している。今回の実証では、NLJの荷役オペレーションを想定し、自動運転フォークリフトにくわえ、新たにアイシンの協力の下、自律走行搬送ロボットを使用した実証を12月初旬から行う。

なお、NLJは、経済産業省が主催する令和4年度「無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業(物流MaaSの実現に向けた研究開発・実証事業)」実施団体に選出されている。

また、同社は、今回の技術の1日も早い社会実装を目指し、今回の実証で洗い出された課題の改善を進める。同時に、同社が構築を進める高効率輸送スキームを、より幅広い荷主や運送事業者に活用してもらえるものへ進化させるために、取り組みを一層加速していくと述べている。

各社の役割



(出典:NLJ Webサイトより)

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