今回の取り組みは、JR東日本スタートアップ、東急株式会社、小田急電鉄株式会社、株式会社西武ホールディングスの4社で実施する。同取り組みの目的は、スタートアップ企業を取り巻く社会実装に向けたさまざまな障壁を乗り越えることだ。各社が有する駅や鉄道、不動産などの経営資源、グループ事業における情報資源を掛け合わせた広大な実証実験フィールドを提供し、未来の当たり前を創造していくという。

さらに、同コンソーシアムは、今年度複数回の実証実験を予定している。第一弾の共創スタートアップとして、生物多様性ビッグデータから自然環境保全に取り組む株式会社バイオームとネイチャーポジティブな社会の実現を目指す。そして、次年度以降の展開も見据え、スタートアップ企業との共創を加速させていくとのことだ。

なお、JTOSは、4社の新規事業担当が連携することで、挑戦者の想いを世に問う力をより大きくし、スピード感を持ち合わせながら未来の当たり前に向かって社会実装を促していくと述べている。