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練馬区と小田急電鉄が連携 粗大ごみ収集運搬システム構築に向け実証開始

2025/11/11(火)

東京都練馬区と小田急電鉄は11月10日、粗大ごみ収集運搬システムの構築を目的とする協定を締結し、同社の廃棄物収集資源化支援サービス「WOOMS(ウームス)」の新機能を活用した実証開始を発表した。
WOOMSは、自治体や事業者向けに、収集車の収集運搬状況を即時取得・共有できるシステムなどテクノロジーの活用を通じて業務効率化を支援しているサービスだ。今回の実証では、新機能を活用し、受付業務で使用しているEco伝(両備システムズ)で取得した収集日や場所、品目などの情報をWOOMSに連携、収集効率の良いルートを自動作成する。さらに、既存機能も活用して収集ルートを迅速に共有、収集車同士が進捗状況をカバーし合う体制も構築して業務効率化、円滑化を図るという。また、ルートに関する熟練作業員の知見を地図情報と紐づけてチームで共有することで、スキル平準化にも役立てるとのことだ。

なお、練馬区は今後、検証結果を踏まえて、粗大ごみ収集業務の効率化を図っていく。さらに、両者は、連携しながら業務効率化を図るとともに、DXにより生まれたリソースの活用により循環型社会の実現を目指すと述べている。

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