パナソニックグループ会社、万博バスにITSスマートポール提供
2025/3/25(火)
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は3月18日、パナソニック システムネットワークス開発研究所(以下、PSNRD)が、大阪・関西万博において、大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)が運行する自動運転バス・舞洲万博P&Rシャトルバスに「ITSスマートポール」を提供すると発表した。
ITSスマートポールは、PSNRDおよびPSNRDも参画するスマートモビリティインフラ技術研究組合(以下、SMICIP)が共同で開発したICTインフラだ。自動運転車両のセンサでは検知が難しい情報をリアルタイムに補完することで、円滑な走行を支援する。
また、今回の取り組みでは、ITSスマートポールとネットワークサーバをAll-Photonics Connect※1で接続し、超低遅延にセンシングデータを伝送・処理。さらに「統合制御ボックス」を初導入し、コンパクトかつ低コストでの設置を実現した。All-Photonics Connectにより複数のITSスマートポールのリアルタイム接続を可能とすることで、将来的な機能配置の最適化・用途拡大・導入コストの低減を図り、自動運転技術の普及に貢献するという。
※ 通信ネットワークのすべての区間で光波長を専有することで高速・大容量、低遅延・ゆらぎのない新しいネットワークサービス。(プレスリリースより抜粋)

(出典:パナソニック Webサイトより)