パナソニックが隠岐諸島での電動アシスト自転車周遊サービスを開始
2020/9/10(木)
パナソニックは8日、隠岐観光協会、ヤマップ、パナソニックサイクルテックの3社で9月8日から島根県・隠岐諸島の自然観光を満喫できる電動アシスト自転車周遊サービス「E-BIKE ADVENTURE OKI」の提供開始を発表した。
隠岐諸島は、島根半島の北方約80㎞に位置する群島である。大小180を超える島々で構成されており、うち4島に人が住んでいる。豊かな自然に恵まれていると同時に、多くの歴史・文化スポットも存在する。今回の「E-BIKE ADVENTURE OKI」は、エコ・ツーリズムを推進・強化するための実験的なサービスである。今回のサービスは、隠岐観光協会、ヤマップ、パナソニックサイクルテックの3社が実施する。ヤマップはスマートフォンのGPS機能を用い現在地と登山ルートを教えてくれるアプリ「YAMAP」を提供している。パナソニックサイクルテックは、電動アシスト自転車の製造・販売を中心に事業を展開している企業である。今回のサービスでは、パナソニックサイクルテックのマウンテン型電動アシスト自転車「XM1(エックスエムワン)」が利用できる。
今回のサービスでは、全19種のコースが用意されている。絶景スポット巡り、御朱印の記帳、マリンスポーツの体験といったコースも用意されている。景勝地などのランドマーク情報・現在地・ルート・所要時間などは、「YAMAP」アプリで確認できるようになっている。
今回のサービスは、9月8日から12月7日までの期間限定キャンペーンである。3社は、今回のサービスで得た結果や知見を分析・評価し、地域資源を活かした観光消費の拡大と、中長期的な観光振興ビジョンに資する新たな観光振興モデルの開発を目指すと、述べている。
なお隠岐諸島は昭和38年に「大山・隠岐国立公園」に指定、2013年に世界ジオパークに認定されている。
(出典:パナソニックのWebサイトより)