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パナソニックら、大阪道頓堀で顔認証やAR技術を活用した実証実験開始

2021/12/9(木)

顔認証決済・
スタンプラリーの仕組み

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)とパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下、PSSJ)は、非接触・顔認証技術とAR技術を活用した実証実験を12月7日から12月26日まで、道頓堀商店街(大阪市中央区)で実施する。12月6日付のプレスリリースで明かした。
パナソニックグループのコネクティッドソリューションズ社は、ジョルダン株式会社、山万株式会社とともに、千葉県佐倉市にて顔認証技術を活用する実証実験を行っている。今回の実証実験では、大阪市にてアフターコロナにおける安心・安全な観光の実現と観光地の回遊促進を目指す。



新型コロナウイルスの感染拡大により、地域経済の落ち込み、売り上げ減少などの課題が浮上している。同実証実験では、道頓堀商店街の「飲食」「物販」「エンタメ・伝統芸能」「アクティビティ・体験」という4つのジャンルから本実証実験に参加する合計17店舗(顔認証決済は12店舗)にスマートフォン向けアプリを提供する。そして、アプリを利用することによって、非接触で安心・安全な顔認証決済・スタンプラリーの体験と、バーチャル商店街、ARフォトウォーク、みんなの投稿などのサービスによる道頓堀商店街への興味喚起や回遊促進を図る。

パナソニックとPSSJは、同実証実験を通じて、来訪者の属性とアプリの利用履歴、顔認証決済やスタンプラリーの履歴を分析し、来訪者の「旅マエ」での興味・関心、「旅ナカ」の行動、「旅アト」の情報発信などの行動傾向を把握。これにより、マーケティング施策の立案などの商店街活性化への貢献に対する有用性を検証する。

なお、両社は、アフターコロナを見据えて道頓堀商店街をはじめ、全国の商店街や観光地への展開を進める。さらに、関西エリアで見込まれる大阪・関西万博や統合型リゾート(IR)などの大規模イベントや大型プロジェクトに向けて、先進技術の活用により、安心・安全に観光を楽しめるサービスの提供を進めると述べている。


(出典:パナソニック Webサイトより)

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