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パナソニックら、ペロブスカイトを活用したデザインフリーガラスの検証開始

2025/12/10(水)

ガラス型ペロブスカイト太陽電池
(デザイン+文字入り)

YKK APとパナソニック ホールディングス(以下、パナソニックHD)はこのたび、谷町YFビルに、パナソニックHDが開発中のガラス型ペロブスカイト太陽電池を用いた内窓による建材一体型太陽光発電(BIPV:Building Integrated Photovoltaics)の実装検証開始を発表した。

YKK APは8月、BIPVの実装検証を東京都 臨海副都心 青海地区の「テレコムセンタービル」で行っている。今回の実装検証で使用する太陽電池の特長は、独自の材料技術やインクジェット塗布製法、レーザー加工技術を組み合わせることによる、サイズや透過性、描画の自由度の高さだ。さらに、建材一体型にすることで、さまざまなガラス仕様に対応し、耐風圧性能など、建築材として求められる基準を満たしつつ、太陽電池としての耐久性を向上させることができるという。



一方、YKK APのBIPV内窓の特長は、「窓で断熱(省エネ)」と「窓で発電(創エネ)」が備わったおり、施工性・メンテナンス性に優れている点だ。また、BIPV内窓は、建物の外観への影響が少ないという利点もあるとのことだ。なお、両社は、同実装検証を通して、今後も、持続可能な街づくりのために、オンサイト発電への新たなソリューションを検討していくと述べている。
(出典:パナソニック Webサイトより)

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