世界初 パナソニックエナジー、大型EVトラックに車載用リチウムイオン電池を搭載
2024/5/22(水)
パナソニック エナジー株式会社(以下、パナソニックエナジー)は5月20日、Hexagon Purus ASA(以下、ヘキサゴンプルス)と日野モータースセールス U.S.A.株式会社(以下、米国日野)によって米国で販売される大型EVトラック向けに、パナソニックエナジーのリチウムイオン電池の供給を開始。商用車に搭載されるのは世界初となる。
パナソニックエナジーは、2023年4月に車載用リチウムイオン電池を供給する契約を、ヘキサゴンプルスと締結。搭載されるリチウムイオン電池は、パナソニックエナジーの日本国内工場から供給を開始。2026年以降は米国カンザス州で建設中の新工場から供給する。米国では商用トラックの電動化への需要が急増しており、大型トラックは最も成長が見込まれるカテゴリーである。今回、パナソニックエナジーの車載電池技術をゼロエミッションの商用車へ展開。それにより、モビリティの電動化に貢献する取り組みを加速していく。
▼関係者のコメント▼
■パナソニック エナジー 社長執行役員 只信一生氏のコメント
バッテリーシステムの分野でトップクラスの技術を有するヘキサゴンプルスと、米国日野が展開する商用車に、当社のリチウムイオン電池が搭載されることを誇りに思います。
今後更なる成長が見込まれる EV商用車市場への参入は、パナソニック エナジーの事業成長においても非常に重要なマイルストーンです。当社は電池開発・製造の技術と豊富な経験を活かしリチウムイオン電池業界の成長を牽引するとともに、ミッションである『幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現』を目指します。
(出典:パナソニックWebサイトより)