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パナソニック、米・太陽電池工場の生産停止 テスラとのEV用電池は継続

2020/2/27(木)

CES2020のパナソニックブース

CES2020のパナソニックブース

パナソニック株式会社の社内カンパニーであるライフソリューションズ社は、アメリカ・ニューヨーク州に構えるバッファロー工場での太陽電池セルとモジュールの生産を2020年5月に停止、同年9月に撤退すると発表した。
同工場は2016年にテスラモーターズ(以下、テスラ)と共同で太陽電池の生産を開始した場所であり、両社の関係に変化が起こるのか注目されるが、今回の発表では両社がネバダ州で行っているEV用電池の共同生産は継続するとしている。

パナソニックは今回の決定について、「グローバルな合理化の一環」だとしており、太陽電池関連の事業は協業パートナーからモジュールを調達するなどして継続、米国でのパナソニックブランドの太陽電池パネルも販売を続ける方針だ。今後はHEMS、太陽電池モジュール、EV充電などを組み合わせたエネルギーソリューション事業を強化していくという。

今回パナソニックが生産停止を発表した一方で、テスラはバッファロー工場で推進している太陽電池およびエネルギー製品の生産を強化する方針で、バッファロー工場に勤務するパナソニックの従業員を多く雇用したいとの意向を示している。

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