【都内で1万台突破】S.RIDEのアプリがグリーンキャブ全車に対応
2021/3/2(火)
S.RIDEは1日、主要株主の1社であるグリーンキャブの計1,011台が、タクシー配車アプリ「S.RIDE」で呼べるようになると発表した。これにより、S.RIDEのタクシー配車可能台数が東京都内で10,000台を超え、同時にタクシー事業者主要株主の全車両がS.RIDEに対応した。
S.RIDEは、都内タクシー事業者、およびソニーグループの合弁企業だ。S.RIDEの提供する同名のアプリ「S.RIDE」は、ワンスライドすることでタクシーネットワークから一番近いタクシーを呼び出すことができる。クレジットカードやApple Payを事前登録しておくことでキャッシュレスでの決済も可能だ。サービス開始当初S.RIDE上でグリーンキャブは、東京特別23区・武蔵野市・三鷹市で提供する。今後は多摩地域・横浜市・鎌倉市も追加予定だ。まずはメーター運賃サービスのみを行い、事前確定運賃サービスに関しては2021年3月中に対応する。
S.RIDEは、今後もS.RIDEでタクシーに乗車するユーザーに喜んで利用できるよう利便性の高い機能・サービスを提供していくと共に、タクシー産業のDXを推進し、タクシーを起点とした人々の「移動」に伴う体験価値の向上と豊かな社会につながるモビリティサービスを追求し、モビリティ産業への貢献を目指すという。
またグリーンキャブは、「サービスを通じて社会の発展に寄与する」との理念のもとに、ユーザーのニーズを先取りして十分に応えていく「顧客第一主義」を貫き、ユーザーの立場に立った最適なサービスの提供を目指すと述べている。