損保ジャパン日本興亜×ナビタイムジャパン 安全運転カーナビアプリ「PSR」の共同実証実験
2019/3/11(月)
損害保険ジャパン日本興亜株式会社および株式会社ナビタイムジャパンは、3月7日、車載ディスプレイ用ポータブルスマイリングロード(以下「車載ディスプレイ用PSR」)に関する実証実験を実施すると発表した。
損保ジャパン日本興亜は、安全運転を支援する個人向けテレマティクスサービスとして、スマートフォン用カーナビアプリ『ポータブルスマイリングロード』(以下「PSR」)を提供している。ナビタイムジャパンは、PSRの開発においてカーナビゲーション機能等の技術を提供している。また、さまざまなプラットフォームでの技術的支援を通じて、利用者が安心・安全に移動できる環境づくりに取り組んでいる。近年、グローバル市場においてコネクティッドカーや自動運転車の開発が進むなか、両社は、将来のモビリティに求められる姿を目指し、顧客の運転品質の向上や運転中の安心・安全を実現するため、スマートフォンと自動車を連携させるスマートデバイスリンク(以下「SDL」)を使った車載ディスプレイ用PSRを開発した。
損保ジャパン日本興亜はSOMPOホールディングスグループのデジタル戦略を推進するSOMPO Digital Lab と連携し、未来志向のモビリティ戦略に基づいた「実証実験立案」および「受容性調査」を担い、また、ナビタイムジャパンは「SDL対応の車載ディスプレイ用PSRアプリの開発」を担い、共同でPSRに関する実証実験を実施する。
実証実験の概要
本実証実験は、車載ディスプレイ用PSRアプリを自動車の車載用モニターを模したエミュレータ(※)に連携させ、車内におけるカスタマーエクスペリエンスや操作性などのアンケート調査を行い、ユーザーの快適な運転に資する体験をご提供できるかを検証する。※エミュレータ:車載ディスプレイに表示した時と同じ動作をする機器。
・実施期間:2019年2月から2019年3月まで(予定)
・対象者 :自動車を運転する方、既にPSRを使用しているユーザーなど多岐にわたり調査を実施
・実証実験における各社の役割 損保ジャパン日本興亜:全体統括、実証実験参加者の募集協力、受容性調査
ナビタイムジャパン:SDL対応の車載ディスプレイ用PSRアプリ開発
Xevo(ジーヴォ)株式会社 :技術支援およびSDLエミュレータの提供
三社は実証実験の結果をふまえ、豊かなドライビングライフ社会を実現させるため、顧客の安心・安全に資する商品・サービスの開発に向けた検討を進めていくことを目指している。