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ソフトバンクら、5GとVR技術を活用した遠隔支援サービスを提供開始

2021/9/16(木)

ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)は9月15日、遠隔地からVR空間で集合研修や作業支援ができる「VR遠隔支援」を発表した。株式会社ポケット・クエリーズ(以下、ポケット・クエリーズ)と協業して、2021年10月から提供する。
「VR遠隔支援」とは、5Gと最新のVR技術を活用し、遠隔で集合研修や作業支援ができるサービスだ。熟練技術者による技術の継承や、突発的な不具合が発生した際の遠隔地からの状況把握や作業指示などを効率的に行えるようになる。

同サービスでは、VR上でコンテンツの作成などができるアプリケーションと、5GやLTEなどの通信ネットワークやクラウド環境を一括して提供する。ユーザーは、360度カメラとVRデバイスやタブレットを用意するだけで利用可能だ。

また、5Gには、高速・大容量という特長がある。このため、ソフトバンクの5Gエリア内であれば、高精細なVR映像を複数のデバイスに安定して伝送することができる。

同サービスの主な活用法は、「遠隔集合研修やトレーニング」「遠隔作業支援」だ。「遠隔集合研修やトレーニング」では、360度カメラで撮影した映像を、研修用のVRコンテンツとして編集することができる。VR映像内にマーキングしたり、視点を変えた他の映像を組み込んだりすることも可能だ。完成したVRコンテンツを共有することで、VR空間で複数人が集合し、研修やトレーニングを行える。

「遠隔作業支援」では、工場などの現場に設置した360度カメラの映像を、VRデバイスなどに伝送することが可能だ。これにより、現場で突発的な不具合が発生した場合も、オフィスなどの遠隔地から現場の状況を把握し、迅速かつ的確な指示を出すことができるという。

(出典:ソフトバンク Webサイトより)

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