伊予鉄バスら、EV重量車のバス運行でJ-クレジット認証を取得
2025/10/20(月)
Spatial Pleasure社は、伊予鉄バス、神姫バス、東急バスとの連携により、EVバスの運行によるCO2排出削減効果について、国内初となるEV重量車のJ-クレジット認証完了を発表した。
今回のJ-クレジット認証は、EVバスの運行に伴うCO2排出削減効果を定量的に評価したものだ。伊予鉄バス、神姫バス、東急バス等が導入したEVバス車両を対象に、Spatial Pleasure社がプロジェクト主体として各社と協力し、削減効果のデータ収集、申請、検証(MRV)を実施。これにより、J-クレジット制度のグループプロジェクト(プログラム型プロジェクト)として排出削減プロジェクトの認証を受けたという。
また、Spatial Pleasure社は、今回の認証を足がかりに、モビリティ・カーボンクレジット・グループ(MCCG)を設立。GX-ETSの適格クレジットであるJ-クレジットとJCM(二国間クレジット制度)を中心として認証・活用することをサポートする。そして、アジア圏を中心にグローバルな視点でのカーボンクレジット創出を支援するとのことだ。

MCCG取り組み概要