住友電工、メキシコに新会社設立 車載用電池用タブリード等を製造予定
2023/11/6(月)
住友電気工業株式会社(以下、住友電工)は10月30日、Judd Wire Mexico S.A. de C.V.(以下、JMEX)設立を発表した。同社は、自動車向けのリチウムイオン電池用のタブリードや、高機能/高耐熱電線等を製造するという。
今回のJMEXの設立と事業内容は、9月14日にメキシコのアグアスカリエンテス州政府庁舎で開催された政府開発局による投資案件公表セレモニーで発表された。住友電工は、北米市場におけるCASEの進展に貢献し、プレゼンス向上を目指すという。さらに、メキシコでのJMEX設立の理由として、自動車・モビリティ分野におけるCASEの進展により、北米での高機能電線/配線材の需要が大幅に拡大すると見込まれるためだと述べている。▼関係者のコメント
■メキシコ アグアスカリエンテス州知事 マリア・テレサ・ヒメネス・エスキベル氏のコメント
300人の雇用が生まれることを大変喜ばしく思う。選定理由である治安が良い点は、今後もさらなる改善を重ねていく。
■メキシコ アグアスカリエンテス州州経済開発局長 マヌエル・アレハンドロ・ゴンザレス・マルティネス氏のコメント
州政府のJob Fair等を通じてJMEXの採用をサポートする。
(出典:住友電工 Webサイトより)