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Sustech、EV関連の新会社「ELIC Charge」設立

2023/3/20(月)

株式会社Sustech(以下、Sustech)は、EVチャージステーションおよびEVチャージャー事業を推進する新会社「株式会社ELIC Charge」(以下、ELIC Charge)を設立した。3月15日付のプレスリリースで明かしている。

カーボンニュートラルの実現に向けて、世界の自動車産業では、従来のガソリン車から、電力を動力源とするEVへ転換するEVシフトが急速に進んでいる。日本においても「2035年までに新車販売で電動車100%を実現」という政府方針が打ち出された。

EVの利便性を高めるため、EVチャージステーションの早期拡充とEVチャージャーの急速化が求められている。しかし、複数のEVを同時充電できる施設の不足、急速充電器の普及の遅れ等、依然として多くの課題が残っているのが現状だ。

Sustechは、グリーントランスフォーメーションを促進する複数の事業に多角的に取り組んでいる。例えば、再生エネルギーによる発電事業、分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」の開発・運営、温室効果ガスの排出量算定と脱炭素支援の「CARBONIX」等だ。今回の新会社設立を通じて、太陽光など自然のエネルギーを電力へ転換して、EVと都市へ届ける、カーボンフリーの連続した事業を総合的に展開するという。

また、ELIC Chargeには、株式会社松尾製作所(以下、松尾製作所)が出資している。Sustechと松尾製作所が、共同でELIC Chargeの事業運営に取り組む予定だ。松尾製作所は、自動車用精密応用機器製品を手掛けており、電流と磁場の分布をシミュレーションする解析ソフトウェアの開発、最先端EVの調査研究、IEEE※ のメンバーとして革新的な技術開発に取り組んでいる。同社は、ELIC Chargeの使用するELICチャージステーションのハードウェアの企画、設計、開発、デザイン、製造をリードするという。

※ Institute of Electrical and Electronics Engineers、米国電気電子学会

なお、ELIC Chargeは、EVチャージステーションおよびEVチャージャー事業を通じて、再生可能エネルギーによる急速充電ネットワークを構築、EVシフトを推進する。そして、カーボンニュートラルを進め、サステイナブルな未来を実現すると述べている。

ELIC Chargeの会社概要
(予定)

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