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日本工営とマクニカ、自動運転バスを活用した実証を栃木県足利市で実施

2023/3/20(月)

自動運転バスARMA

日本工営株式会社(以下、日本工営)は、株式会社マクニカ(以下、マクニカ)と共同で、自動運転バスを活用した実証実験を栃木県足利市で実施する。3月16日付のプレスリリースで明かした。

同実証は、日本工営が栃木県 県土整備部 交通政策課の「無人自動運転移動サービス実証検討調査業務委託」を受注したものだ。芙蓉総合リース株式会社(以下、芙蓉リース)、および芙蓉オートリース株式会社(以下、芙蓉オートリース)から提供された車両を活用して実施する。芙蓉リースおよび芙蓉オートリースは、マクニカと3社で、業務協定を2021年6月に締結し、「自動運転実証実験支援サービスプログラム」を共同で構築している。




また、同実証は、2025年度に栃木県内の一部のバス路線で自動運転システムを導入した路線バスの本格運行を目指す「栃木県ABCプロジェクト」の一環だ。さらに、足利市の中心市街地エリアにおける周遊性を高める移動手段としての自動運転バスの活用可能性を検証する。

足利市の中心市街地には、国宝の鑁阿寺(ばんなじ)、日本遺産の史跡足利学校など、多くの歴史的観光資源が点在しており、車中心のまちからひと中心のウォーカブルなまちづくりへの転換が進められている。

同実証では、JR足利駅および東武足利市駅を起終点とし、中心市街地エリアの観光施設周辺の歩車共存空間を周遊する。使用する車両は、ハンドル・アクセル・ブレーキのない自動運転バスであるNAVYA社製「ARMA(アルマ)」だ。

また、同実証では、車両の走行データをマクニカ製遠隔監視システム「マクニカモビリティデータプラットフォーム」に連携させる。これにより、自動運転バスの走行情報を離れた場所でリアルタイムに確認することが可能になる。なお、同実証は、3月18日~27日に実施する予定だ。



(出典:日本工営 Webサイトより)

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