スズキ、浜松自動運転やらまいかプロジェクト第5回実証実験に参加
2024/11/8(金)
スズキ株式会社(以下、スズキ)は11月5日、2024年11月5日~2025年1月23日まで、静岡県浜松市中央区庄内地区・山崎地区で実施される浜松自動運転やらまいかプロジェクト第5回実証実験に参加することを発表した。
同プロジェクトは、2016年9月に浜松市、BOLDLY株式会社(旧SBドライブ株式会社)、遠州鉄道株式会社、スズキの4者で連携協定を締結したものだ。4者は、同プロジェクトの下で、浜松市において自動運転技術を活用したスマートモビリティサービスの事業化に取り組んでいる。同プロジェクトの目的は、地域移動の利便性向上と地域公共交通の課題解決を図るとともに、地域の産業振興を図ることだ。これまでスズキは、第1回実証実験(2017年12月)、第2回実証実験(2019年12月)、第3回実証実験(2022年5月)、第4回実証実験(2023年11月)に参加し、住民から多くの意見や感想をもらいながら、モビリティサービスや自動運転に対する受容性、車両の使い勝手などを検証してきた。
今回の第5回実証実験では、利用者の予約情報をもとに運行ルート上の停留所に自動で停車する機能や、ソフトウェアの改善によるスムーズな運行について、3カ月間の長期実証実験を通して検証する。
なお、スズキは、実証実験を通じて、路線バスの廃止など交通空白地となった地域の住民の足となる自動運転サービスを開発し、自動運転サービスの社会実装に取り組んでいくと述べている。
(出典:スズキ Webサイトより)