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SWAT、豊能町ら実施のAIオンデマンド交通の実証に運行アプリ提供

2023/2/8(水)

SWAT Mobility Japan株式会社(以下、SWAT)は、大阪府豊能町(以下、豊能町)らが実施するAIオンデマンド交通(区域内不定期運行)の実証実験に対して、運行アプリを提供する。2月7日付のプレスリリースで明かした。
豊能町では、高齢化と人口流出(2000年比で高齢化率49%、人口流出23%)にくわえ、コロナ禍の影響により移動が制限されたこと、生活様式が変化したことなどを受け、従前から運行している路線バスの利用者が減少。さらに、乗務員不足も相まって、公共交通の維持が難しい状況にあった。

SWATは、豊能町の人口動態、店舗・施設データ、路線バスとデマンドタクシーの運行データを基に、既存の公共交通の分析を行い、現状認識を行った上で、人流データを活用して、実際の住民の移動を可視化・分析した。そして、人流データから見てとれる移動需要を基に、オンデマンド交通導入シミュレーションを繰り返し、最適な車両台数とサービスレベルを提案している。

同実証は、豊能町、阪急バス株式会社および京都タクシー株式会社の3者で実施する。SWATの提供するアプリ「SWAT Move」は、豊能町が提供するアプリ「とよのんコンシェルジュ」と連携して提供する予定だという。

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