SWAT、広島市向けにモビリティデータ連携基盤提供と分析実施
2025/3/13(木)
SWAT Mobility Japan株式会社(以下、SWAT)は3月7日、広島市向けに複数のモビリティデータや人流データを統合して、可視化・分析を行うモビリティデータ連携基盤の提供開始を発表した。
SWATは2024年6月、広島県向けに複数のモビリティデータや人流データを統合した可視化・分析を行うモビリティデータ連携基盤の構築・提供開始を発表した。今回の取り組みでは、「広島県モビリティデータ連携基盤」から取得したデータを用いて、広島市およびバス事業者がバスの利用状況等の把握やサービス水準設定の為の分析を行うデータ分析システムを構築している。
また、SWATは、同システムを活用して、広島市内で行われた路線バスの実証運行分析を実施。実証実験前後の利用者数、利用傾向の分析にくわえて、実証運行路線とその関連路線の利用動向変化も合わせて追跡し、実証運行の結果を定量的に取りまとめている。そして、これらの実績からデータ可視化の手法やデータに基づく施策作りの支援により、地域の公共交通にかかる課題をデータの力で解決すると述べている。