今回の取り組みは、大阪府豊能町(以下、豊能町)、阪急バス株式会社(以下、阪急バス)、京都タクシー株式会社(以下、京都タクシー)、株式会社池田泉州ホールディングス、およびSWATの5者で実施する。

豊能町、阪急バス、および京都タクシーの3者は、2023年2月1日~2月28日に無償での実証運行を実施した。今回の実証では、無償での実証運行で利用者から得た意見や運行課題などを踏まえて行うという。


また、今回の実証運行では、5者で共創プラットフォームを構成し、AIオンデマンド交通の運行(地域交通の利便性向上)と「コトづくり」を連携した利用促進を図る。そして、地域活性化、人流創出の増進につなげるとともに、利用データの収集および人流分析により、公共交通の最適化と地域住民の生活の質(QOL)向上を目指す。なお、今回の実証運行は、大阪府AIオンデマンド交通モデル事業費補助金、国土交通省共創モデル実証プロジェクト(共創モデル実証運行事業)補助金を活用して行うとのことだ。