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JapanTaxi、ダイナミックプライシング導入の実証実験

2018/9/28(金)

タクシー配車アプリ「JapanTaxi」を展開する日本交通グループのJapanTaxi株式会社は9月28日、国土交通省が実施する実証実験「変動迎車料金」に参加すると発表した。本実証実験の取り組みとして、『JapanTaxi』アプリによる配車で、迎車料金が無料となる『お迎え0円キャンペーン』を、エリア・曜日・時間帯限定で、2018年10月3日(水)から2ヶ月間に渡り実施する。

実証実験『変動迎車料金』実施の背景

現在東京23区と武蔵野市三鷹市を営業区域とする日本交通は、合計4,500台のタクシー車両を保有し、24時間365日営業を行なっている。特に、通勤時間となる朝や夕方を中心に多くの乗客が利用しているが、時間帯によっては空車が多い状態となっている。この需給バランスを鑑み、日本交通では現在一律となっている迎車料金410円を、需要が高く空車が少ない時間帯と、需要が低く空車が多い時間帯で変動させ、都内のタクシー車両の需給バランスを整えることを目指す。

タクシーのダイナミックプライシングとは

都内を走る日本交通4,500台の場合、平日ピークタイムの朝8時台は、1時間あたりの平均空車時間が13.1分である一方で、ピークを過ぎた後の11時台は18.1分、16時台は21.2分と、1台あたり約20分もの空車時間を記録している。そこで人の移動が活発になる日中の時間帯で、空車時間が増加している11:00から17:00までの時間帯を閑散期と仮定し、配車注文および配車率の高い港区・渋谷区・新宿区・中央区・千代田区にて、アプリから注文時に迎車料金が0円になる実証実験を行う。実施曜日は、平日の中でも需要が少なくなる水曜日と、休日の日曜日。本実証実験にて需給バランスを整えることで、ユーザーとタクシーのマッチングが高まることで乗車機会が増え、タクシーは効率的な運行が可能となる。

なお、今回の実証実験で、『JapanTaxi』アプリの『優先配車』※機能も繁忙期施策として活用する。
※優先配車:通常の探車エリア内に空車がいない場合、探車エリアを拡大し空車が少ない状況時に優先してタクシーを配車できる機能。

キャンペーンの詳細:https://japantaxi.co.jp/news/cat-pr/2018/09/28/pr.html

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