関西電力と東京センチュリー、EVリユース電池を用いた蓄電池システムの実証実施
2024/5/27(月)
関西電力株式会社(以下、関西電力)と東京センチュリー株式会社(以下、東京センチュリー)は、使用済みのEV電池(以下、EVリユース電池)を用いた蓄電池システムの実証試験を開始したと5月23日、発表した。
この実証は、両社が2023年1月に締結したEVリユース電池の活用に係る業務提携の一環として行う。
東京センチュリーがEVリユース電池を調達し、関西電力が兵庫県にある尼崎実験センターの敷地内に蓄電池システムを構築し、23日に完成。運用を始めた。実証では、定置型蓄電池システムの運用、保守などのノウハウを蓄積するとともに、システムの拡張・商用化に向けた課題の抽出と解決策の検討を進めていく。
この実証を通して東京センチュリーは、EVを起点とした蓄電池事業の展開と関連サービスの創出を推進する。関西電力は、電力需給の安定化や再生可能エネルギーのさらなる導入の加速を支援する。