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東京電力とJTB Adonグループへ出資 ハワイでクリーンな再生可能エネルギー利用拡大

2019/10/8(火)

 東京電力ベンチャーズ(本社:東京都千代田区)は10月4日、米国ハワイ州の太陽光発電・蓄電池事業者であるAdonグループ(※1)へ追加出資、同グループを関連会社化することを発表した。また、JTB Hawaii, Inc.(本社:米国ハワイ州、以下「JTBハワイ」)が新たにAdonグループへ出資参画した。
東京電力ベンチャーズは、従来のエネルギー事業に新しいアイデアや最先端のテクノロジーを組み合わせた様々なプロジェクトに取り組んでいる。2018年9月には、環境対策で世界でも先進的な取り組みを行うハワイ州でのエネルギー事業に参入するため、子会社であるTEPCO Innovation & Investments US, Inc.を通じ、Adonグループへ出資参画している。

 JTBハワイは、ハワイ諸島における旅行企画手配、イベントコーディネート、運輸事業、商事事業など、幅広いサービスを提供しているが、並行してJTBグループの掲げる環境宣言に沿った地球環境保全への取り組みを推進。2019年3月には、民間事業者としてハワイ州で初めて電気バスを導入した。

Adonグループはハワイの次世代エネルギー事業会社として、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた事業を展開。空調、給湯、電気自動車の充電など、電力供給における様々なニーズに対応するソリューションを提供し、電力コスト削減に注力している。

 ハワイ州では、『2045年までに州内の発電に占める再生可能エネルギーの割合を100%にする』という目標を掲げている。東京電力ベンチャーズとJTBハワイが共同でAdonグループの事業を支援することにより、ハワイ州の目標達成を支援し、クリーンで持続可能なエネルギーを活用した社会の実現を後押しする。

※1 Adon Construction Inc.社、Adon Renewables Corporation社、Green Vision LLC社の3社。

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