テスラ自動運転タクシーを発表、26年生産3万ドル未満を予定
2024/10/11(金)
米テスラは10月10日、自動運転タクシー(ロボタクシー)試作車の「サイバーキャブ」を公開した。2026年の生産開始を予定しており、価格は1台3万ドル未満を考えているとした。
10日開催のテスラのイベントでイーロン・マスクCEOが明らかにした。乗用車型のサイバーキャブはステアリングホイール、アクセル、ブレーキ、ワイヤレス充電を行うために充電口も備えない。人が介在しない自動運転を行い、イベントで人を乗せて走行した。20人乗り、物流用途の利用も可能とする大型自動運転車「ロボバン」も披露した。25年にテキサス州とカリフォルニア州で既存モデルの「モデル3」「モデルY」で完全自動(fully autonomous)運転を行うとした。また、家事などを行うことを想定する人型ロボットもコスト2万ドルから3万ドル程度でクルマよりも安くなると考えていると明らかにした。