東武鉄道、東武大師線での添乗員付き自動運転実施に向け検証開始
2021/4/22(木)
東武鉄道は20日、持続的な鉄道運行を目的に、東武大師線において添乗員付き自動運転※(GoA3)の実施に向けた検証を開始すると発表した。
東武鉄道は、都市路線・地方路線が混在する多様、かつ広範囲にわたる鉄道網において鉄道運行を行っている。今後、少子高齢化、沿線人口、および労働人口の減少が進む中で、安全、かつ利便性の高い輸送サービスを維持継続するためには、より一層の業務の自動化や機械化の推進を図っていく必要があると考えているという。※GoA:Grade of Automation(東武鉄道プレスリリースより)
今回の検証の目的は、将来にわたる少子高齢化、沿線人口、および労働人口の減少が進む中で、安全、かつ利便性の高い輸送サービスを維持継続することだ。鉄道の自動運転について国土交通省など関係各所と検討を進め、2023年度以降に東武大師線の西新井~大師前間(1.0キロ)で検証運転を開始する。
なお東武鉄道は、国土交通省鉄道局の実施する「鉄道における自動運転技術検討会」での議論を踏まえつつ、将来的には添乗員付き自動運転の実現を目指すという。2023年度以降、夜間の試運転を中心に検証運転に取り組み、その結果を踏まえて自動運転の実施を目指すと述べている。
(出典:東武鉄道 Webサイトより)