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東大・松尾研発のAI総合研究所「NABLAS」始動 AI事業領域の拡大へ

2018/10/25(木)

東京大学松尾研究室発のベンチャー企業であり、AI人材育成と科学計算クラウドサービス事業を展開するiLect株式会社(以下、iLect)は、NABLAS株式会社へと社名変更し、AI人材育成から研究開発、導入・運用までを行う、AI技術の総合研究所として事業領域を拡大することを発表した。

東京大学松尾研究室では、人工知能、web、ビジネスモデルなどを中心として研究から社会実装まで一貫的に活動を行っている。人材育成も研究室の大きなミッションであり、学生や教員の起業を推奨している。これまで数多くのAI系ベンチャー企業を輩出してきており、iLectもそのひとつだ。


iLectでは、東京大学松尾研究室が開発した、AI用科学計算クラウドサービスなどAI教育コンテンツを、大学から正式にライセンスを受けて提供してきた。GPU向けの高度な仮想化技術を利用したiLectシステムは、既に大規模な法人向けDeep Learning研修や研究の現場などで利用されている。今回、AI分野での急速なニーズ拡大を受け、NABLAS株式会社へと社名変更すると同時に、AI人材の育成からコンセルティング・研究開発を手がけるAI総合研究所として活動を拡大する。これに伴い、中山浩太郎(東京大学松尾研究室リサーチディレクター)が代表取締役として就任し、東京大学内へ本拠地を移した。社名変更後も、iLectはAI人材育成・科学計算クラウド・プラットフォームの事業ブランドとして継続される。現在は、AI人材育成活動の要である「iLect Edu」の他、プロフェッショナルのデータサイエンティスト・AI研究者のための「iLect Pro」、企業内・プライベートクラウド向けソリューションの「iLect Enterprise」などを提供している。また、最先端のAI技術、特にDeep Learningの技術を活用したソリューションを活用し、事業へのAI導入や、競争力の高い技術導入による新規事業の立ち上げ、共同研究などを行っている。iLectによる法人向けAI人材育成プログラムと統合したサービスも展開しており、社内への技術導入・事業展開を強力に支援する。


■代表取締役 中山浩太郎氏のコメント

「前身のiLect株式会社では、最先端のAI技術が使える人材を育成する活動を中心に行ってきましたが、その中で強く感じたことは、人材を育成するだけでは十分ではなく、技術と人をつなげ問題解決によりダイレクトにアドレスすることこそが今まさに社会に必要とされているということでした。そのような中、NABLASはAI分野における人材育成・研究開発・コンサルティングの活動を通じて、人が人らしく生きられる社会の実現に貢献していきたいと考えています。」

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