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東急不動産ら、舟運と陸上モビリティを活用したMaaS実証実施

2022/9/26(月)

一般社団法人竹芝エリアマネジメント(以下 竹芝エリアマネジメント)、および東急不動産株式会社(以下、東急不動産)は、「舟運モビリティと陸上モビリティによるMaaSを活用した、回遊性向上の実現を目指す実証実験」を実施する。9月13日付のプレスリリースで明かした。

竹芝・浜松町エリアは、東西方向の移動手段、および移動効率が低く、竹芝エリアにおいては地形特性として海に囲まれているため、回遊性が低いという課題がある。一方で、「竹芝Marine-Gateway Minatoビジョン」※は、社会の潮流や現在のまちづくりの動向、東京都および港区の諸計画を踏まえて策定されている。同ビジョンでは、舟運を新たな移動手段とし、東京湾岸の舟運拠点としての地位を確立することを目指している。

※官民連携のプラットフォームである竹芝Marine-Gateway Minato協議会が、持続的なまちづくり活動の指針として策定したビジョン(プレスリリースより)

同実証実験は、「2021年度スマートシティモデル事業」の公募事業を活用したものだ。港湾を生かした舟運モビリティと東西の交通往来ニーズが高い陸上モビリティをシームレスに活用できる環境を提供し、エリアが抱える交通課題の解決につながるかを検証する。

具体的には、9月17日~11月18日に港区の竹芝・浜松町エリアにおいて、舟運・陸上モビリティ(オンデマンドモビリティ、パーソナルモビリティ)を用い、エリア回遊を目的とした電子スタンプラリーを実施する。これにより、地域の交通課題解決および、旅行者・居住者が近隣地域の観光を楽しむ「マイクロツーリズム」促進による地域の活性化を目指す。

また、電子スタンプラリーではLINEを活用する。各施設、またはモビリティの乗車スポット等に設置されているスマートプレートにスマートフォンを接触させると、ポイントが獲得できる。一定数のポイントを獲得すると、「東京ポートシティ竹芝」内の各店舗で利用できるギフト券と交換可能だ。

なお、モビリティの予約は、MONET Technologies株式会社の予約アプリにて、あらかじめ乗車場所、降車場所、日時、人数を指定のうえ、乗車できるオンデマンド走行方式だ。車両走行については、株式会社kmモビリティサービスが行う。


(出典:竹芝エリアマネジメント Webサイトより)

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