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観光客の回遊促進へ 凸版印刷ら3社、WebARを活用した実証実施へ

2023/7/27(木)

凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)ら3社は7月24日、地域活性を目的とした観光客の回遊を促進する実証実験「福岡電脳物語」を8月1日~8月31日の期間で実施すると発表した。
同実証は、凸版印刷、福岡地所株式会社(以下、福岡地所)、および株式会社palan(以下、palan)の3社で実施する。具体的な内容としては、palanが提供するWebAR作成プラットフォーム「palanAR」を使用し、福岡市地下鉄櫛田神社前駅とキャナルシティ博多間、キャナルシティ博多と櫛田神社間を結ぶ2つのルート上にAR漫画を設置する。さらに、各スポットで表示されるARの漫画を読み進めていくことで目的地までの誘導を行うというものだ。これにより、移動中における利便性の向上とエンタメ体験による観光客の回遊促進効果を検証する。また、今回の取り組みは、福岡市の「福岡市 実証実験フルサポート事業」に採択されている。
なお、3社は、同実証の結果から抽出される課題を解決し、観光地や商業施設周辺エリアにおける利用者の回遊を促すサービスとして展開を図っていくという。さらに、交通機関などとの連携により、より広域範囲での回遊促進を行うサービスの構築を目指すと述べている。

実証実験の流れ


(出典:凸版印刷 Webサイトより)

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