蓄電池制御や入札に関するSaaS契約、東芝グループ会社が締結
2023/8/21(月)
東芝ネクストクラフトベルケ株式会社(以下、TNK)は8月3日、福岡県田川市に建設中の系統用蓄電池向けに、蓄電池制御に関するSaaS契約を締結したと発表。日本卸電力取引所(以下、JEPX)、および需給調整市場三次調整力への入札、ならびに容量市場における発動指令の応動等を可能とするクラウドソフトウエアサービスを提供するという。
この系統用蓄電池は、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、ユーラスエナジー)が建設しているものだ。TNKは、今回の取り組みにより、ユーラスエナジーの系統用蓄電池による市場取引の高度化、最適な取引戦略、リソース管理・制御指示に貢献する。また、今回提供するSaaSは、「REBSet」(市場取引システム)、「AC※1システム」(需給調整市場対応システム)、「RA※2システム」(需給調整市場対応システム)の3つのサービスを組み合わせたものだ。
※1 アグリゲーションコーディネーター
※2 リソースアグリゲーター
なお、TNKは、2024年1月からのサービス開始を予定しているという。そして、グリーンなエネルギーリソースの拡大に向けてソリューションを構築し、持続可能な社会の実現に貢献すると述べている。※2 リソースアグリゲーター
(出典:TNK Webサイトより)