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EV電池診断や再利用に関する取り組み【2021年~2022年10月】

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2022/11/10(木)

DeNAが提供する
EV実用航続距離予測技術概要

EVに使われている車載用リチウムイオン電池は、劣化の判断が難しく、適切な評価ができていない。そのために、EV電池の再利用も限定的になっている。当記事では、2021年1月~2022年10月に行われたEV電池診断や再利用に関する取り組みについてまとめる。

なお、以下でもEV電池の再利用、寿命診断取り組みについてまとめている。


株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)


DeNAは、使用環境により変動するEVの実用航続距離を予測する技術を開発した。2022年10月5日付のプレスリリースで明かしている。

同技術は、まず、既存車両の管理情報(車検証情報、定期点検履歴など)や用途から、車両ごとに異なる使用環境を推定する。次に、推定された使用環境下でEVが走行した場合の性能悪化要因と、その影響度を総合的に解析する。さらに、バッテリー劣化による将来の車両性能変化を加味して、EV導入後の実用航続距離を予測するとともに可視化する。

同技術により、さまざまなEVが、異なる車両用途や使用環境において、期待される実用性能を発揮できるかどうかを事前に確認できるため、適切なEVの選定が可能になる。また、コネクテッドカーなど車両から直接データ取得する手段に依存しないため、ほぼすべての既存車両に対して予測が可能となる。そのため、汎用性の高いEV導入支援ソリューションの提供も期待できる。




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