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トヨタ、サーキュラーエコノミー実現に向け電池3Rの取り組み加速

2023/11/21(火)

電池3Rのイメージ

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は11月17日、第7次トヨタ環境取り組みプラン加速を発表した。「グローバルで最大限の電池回収・無害化」「日本・米国・欧州・中国・アジアの5地域で電池3Rの運用開始」を具体的に進めているという。
トヨタの提唱した電池3Rは、「電池のリデュース、リビルト・リユース、リサイクル」という考えだ。「リデュース」の主な取り組みとしては、電池の革新、BEVのバッテリー関連性能の改善が行われている。「リビルト・リユース」では、電動車用バッテリーを用いた大容量スイープ蓄電システム構築や定置用蓄電池システムの開発・実証を実施している。



一方、リサイクルでは、ハイブリッド車から取り外した使用済みのニッケル水素バッテリーを検査、再組立て(リビルト)するという取り組みを実施。さらに、海外での取り組みとして、北米ではRedwood Materials社と協業のもと、電池回収・リサイクルを行っている。なお、トヨタは、各国・地域の状況に合わせながら、さまざまなパートナーとも連携し、取り組みを加速させ、電動車の普及を支える社会基盤の整備に貢献したいと述べている。

ハイブリッドバッテリーの取り組み


(出典:トヨタ Webサイトより)

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