トヨタモビリティ神奈川、ドコモ子会社と公式アプリを共同開発 イベント情報やクーポン配信
2020/10/7(水)
トヨタモビリティ神奈川は、公式アプリ「Mアプリ」を6日リリースした。店舗・イベント情報のほかクーポンの配信などの機能を備えている。開発はNTTドコモの子会社ロケーションバリューと共同で行った。
トヨタモビリティ神奈川は、今年5月に神奈川トヨタ自動車、トヨタカローラ横浜、ネッツトヨタ横浜、ネッツトヨタ湘南が合併して新たに掲げた屋号※で、神奈川県内のビッグディーラーの一つ。同社は、トヨタモビリティ神奈川のほかにトヨタレンタリース神奈川、トヨタエルアンドエフ神奈川など神奈川県下で事業を展開するKTグループに属している。※社名は神奈川トヨタ自動車株式会社として存続
今回両社が共同開発した「Mアプリ」には、イベント情報、クーポン、店舗検索のほか、洗車・ワックスの予約サービス(カーオーナー限定)などが可能。また、トヨタモビリティ神奈川だけではなく、KTグループ各社の情報もサポートする。イベント情報ではKTグループのお買い得情報や新製品情報、店舗でのイベント情報を受け取れる。店舗情報ではKTグループ各社の店舗やさまざまなサービスを検索することが可能だ。
ロケーションバリューはNTTドコモのマーケティング分野における子会社。アプリ開発サービス「ModuleApps」を提供している。「ModuleApps」は、あらかじめ用意されているプッシュ配信機能やクーポン機能などのアプリ機能の中から必要なものだけを選んで組み込むことができる点が特徴だ。
「ModuleApps」は、企業だけではなく自治体向けの公式アプリ開発も支援している。これまでには宮城県南三陸町、沖縄県与那国島、埼玉県飯能市、東京都江戸川区などのアプリ開発を支援した実績がある。