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トヨタ新社長に近健太氏が就任、佐藤氏は副会長に。「稼ぐ力」向上めざす

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2026/2/6(金)

トヨタ佐藤恒治氏(現社長)と近健太氏(新社長)

現トヨタ社長の佐藤恒治氏(左)と新社長の近健太氏(右)

トヨタは2月6日、現・代表取締役社長Chief Executive Officer(CEO)の佐藤恒治(さとう こうじ)氏が副会長および新設のChief Industry Officer(CIO)に、現・執行役員Chief Financial Officer(CFO)の近健太(こん けんた)氏が代表取締役社長CEOにそれぞれ就任すると発表した。

突然の人事改革はなぜ実行されたのか。会見で語られた言葉をレポートする。
今回の人事に至った背景として、会見に臨んだ佐藤氏は2つの経営課題を挙げた。

1つは「産業を超えた連携の強化」だ。佐藤氏は「今後、自動車産業の国際競争力を守るためには、業界が一丸となって協調領域を具体化させ、日本の勝ち筋を見つけていかなければいけない」と強調した。

そしてもう1つの課題として「稼ぐ力の向上」を挙げた。同日発表された第3四半期の決算発表においても「損益分岐台数の改善(引き下げ)」を足元の重要課題に据え、取り組みの具体化が急務だとした。

なお、佐藤氏のCIO就任と近氏のCEO就任は、4月1日付で実施される。代表取締役の選任については、6月に開催予定の株主総会での承認を経て正式に決まる。佐藤氏は株式総会後に代表取締役も退任し、副会長CIOとなる。

■社長職を退くことで、産業全体の取り組みに注力


会見では前述した2つの経営課題について、両名の口からさらにくわしい背景を説明した。

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