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トヨタ、SDLを用いたコネクテッドカーを展示-MaaS着実に前進(CEATEC JAPAN 2018)

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2018/10/18(木)

トヨタ自動車(株) コネクティッドカンパニー Executive Vice President 常務役員 山本圭司氏とLINE株式会社 取締役 CSMO 舛田淳氏

左:トヨタ自動車(株) コネクティッドカンパニー Executive Vice President 常務役員 山本圭司氏
右:LINE(株) 取締役 CSMO 舛田淳氏

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、「CEATEC JAPAN 2018(10月16~19日、幕張メッセ)」で、オープンプラットフォーム:Smart Device Link(以下、SDL)を用いたカーナビを搭載したデモ車両を展示した。デモ車両はLINE株式会社(以下、LINE) のAIアシスタント「Clova」を通じ、セブン&iホールディングスの「SDL omni7」アプリ体験などが可能。まさにクルマとスマホがつながるコネクテッドカーの現在地をイメージさせるものだ。

■SDLを用いた開発の背景

スマホの普及にともない、運転中にスマホを使用し事故を引き起こすケースが世界的に増加傾向にある。トヨタ コネクティッドカンパニー Executive Vice President 常務役員の山本圭司氏(以下、山本氏)は、CEATECのトヨタブースで行った説明会で、「トヨタはSDLを用いて、運転中のスマホ使用による交通事故ゼロを目指す。運転中でもスマホを安全に、便利に、楽しく使うための技術がSDL」だと語った。

■SDLの特長

SDLの特長について、山本氏は下記の3点を挙げている。

(1)安全と楽しさの両立
・AI技術を活用した音声操作による運転への意識を損なわないUI
・走行中でも見やすく、表示や操作が最適化された安全なUX
・運転シーンに適したUI/UXによる操作性の向上

(2)オープンプラットフォーム
・ユーザーは好きなアプリを自由に選択できる
・アプリ事業者は利用シーンの拡大、複数のカーメーカーに一括で投入が図れる
・OEMは安全なUIを提供できる

(3)OSにとらわれない
・iOS、Androidいずれも使用可能


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