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Uber、東北 3 都市のタクシー会社と協業 2019 年から仙台・福島・青森でサービス開始

2018/12/21(金)

Uber Japan株式会社は、東北地方のタクシー会社 3 社とパートナーシップを締結し、Uber のアプリを通じたタクシー配車サービスの提供に向けた協業を開始すると発表した。今回パートナーシップを締結したのは、仙台中央タクシー株式会社(宮城県仙台市)、西条タクシーグループ(福島県郡山市)、成長(なりちょう)タクシー株式会社(所在地:青森県青森市)の 3 社。Uber と 3 社は 2019年1月からのサービス順次開始を目指して協業を進める。
今回のタクシー会社とのパートナーシップの締結は、Uber のアプリを通じたタクシー配車を日本の各都市で実現するために、Uber がタクシー会社との協業を続けていくというコミットメントの一環。3社とのパートナーシップの締結によって、Uberのアプリによるタクシーの配車は、全国 6 都市*で利用できるようになる。Uber はユーザーの乗車体験、アプリ機能の向上を目指し、これまでに提携を結んだタクシー会社との協業を密に進めていきたい考えだ。
(*淡路島で兵庫県淡路県民局、淡路島島内タクシー事業者とともに実施している実証実験を含む)

2019年から上記の3都市では Uber のアプリを通じたタクシーの配車のリクエストができるようになる。また、到着時刻の共有機能、GPSによるリアルタイムでの追跡機能、同乗者との割り勘機能、過去の乗車履歴の確認機能など、世界で数多くのユーザーに利用されている機能にも対応するという。

■Uber Japan モビリティ事業ゼネラルマネージャーのトム・ホワイト氏のコメント

「東北地方は美しい風景や山々、温泉などで知られ、多くの旅行者を惹きつけています。仙台中央タクシー、西条タクシーグループ、成長タクシーのような、素晴らしいタクシー会社と協業することを楽しみにしています。地元の方々や旅行者の方々が、Uber のアプリを通じたスマートフォンによるタクシー配車を活用できるようにしたいと考えています」

■仙台中央タクシー株式会社 代表取締役 神田博志氏のコメント

「東北で初となる Uber との提携を実現でき、大変光栄です。今現在、日本を訪れる外国人旅行者数は約 3,000 万人ですが、東北エリアにはそのうち 1%台の方しか訪れていません。Uber アプリを活用する事でそうした状況を改善する事はもちろん、仙台に暮らす皆様がタクシーをより気軽にご利用頂けるよう、今後も様々な取り組みを実施致します。」

■西条タクシーグループ 代表取締役 西條勝昭氏のコメント

「インバウンドが多く語られる昨今、東北の地にはまだまだ外国人観光客が少ないのが現状です。 そんな中、世界最大手の配車アプリ Uber と提携し、新しい分野の顧客獲得を目指すのと同時に、地域興しに貢献出来る事は、大変大きな意義だと考えています。 これを機に地元の様々なインバウンド事業との連携を考案し、多くの外国人観光客が福島へ観光に訪れて貰える様に邁進します。」

■成長タクシー 代表取締役 成田謙一氏のコメント

「旧態依然のタクシー経営から脱却し、市場原理に基づいた価格とサービスにより訴求する事がタクシー業界の急務となっている中、今回世界的なプラットフォーマーである Uber と提携する運びとなり非常に期待を膨らませております。利便性の高い配車やスムーズな決済、多様な言語機能や今後を見据えたマッチング機能を、テクノロジーを介して利用者へ提供できる事が地域貢献となれば幸いです。」

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