ヴァル研究所×名阪近鉄バス×大垣市 バスロケーションシステム実証実験を開始
2019/4/3(水)
株式会社ヴァル研究所は、4月2日から、大垣市、名阪近鉄バス株式会社と共同で路線バスの位置情報提供に係る実証実験を実施すると発表した。この実証実験は、大垣市が行うスマートシティの実現に向けた共同プロジェクトの一環として行うものだ。
2019年1月10日、ヴァル研究所は大垣市、名阪近鉄バス株式会社と、市民生活の一層の質的向上に繋がる共同実証実験プロジェクトの連携協力に関する協定を締結した。今回、3者は共同でバスロケーションシステム「BUS CATCH(バスキャッチ)」を活用した実証実験を行う予定だ。名阪近鉄バス岐垣線を運行するバスのリアルタイムな現在位置や運行状況を提供し、地域におけるバス利用者の利便性向上と、バスの利用活性化を目指す。具体的には、ヴァル研究所グループが提供するバスロケーションシステム「BUS CATCH(バスキャッチ)」を活用し、名阪近鉄バスが運行する岐垣線(ぎえんせん)の位置情報の提供に係る実証実験を実施する。バスに設置したGPSを使用してバスの位置情報をリアルタイムで利用者に提供する。これにより利用者は、運行の遅れや休止情報など、最新のバス運行状況をスマートフォンやPCなどで確認することができ、バス停での待ち時間を削減することが可能になる。