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Visaのタッチ決済取り組みまとめ【2020年~2021年11月】

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2021/12/7(火)

京急電鉄が実施した
2020年度の実証実験の様子

新型コロナウイルスの感染対策やユーザーの利便性向上のために、Visaのタッチ決済を導入する公共交通機関が増えてきている。Visaタッチの強みは、既に世界で470以上の公共交通機関に導入されている点だ。アフターコロナのインバウンド需要に向けた環境整備として取り組んでいる。当記事では、2020年から2021年11月までに実施されたVisaのタッチ決済の取り組みについてまとめる。
なお、Visaのタッチ決済の導入メリットなどは、以下のインタビューで紹介している。

京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)

京急電鉄は、2021年11月1日より横浜市金沢区富岡エリアにおいて「乗合型移送サービスとみおかーと実証実験」を開始した。10月22日付のプレスリリースで明かしている。実証実験は横浜国立大学、横浜市、日産自動車株式会社(以下、日産自動車)と共に実施する。

同エリアは、急勾配な坂道や狭あいな道路が多く、バス停や鉄道駅へのアクセスが容易でないなど、交通課題を抱えている。そこで、京急電鉄、横浜国立大学および横浜市は、2018年から実証実験を継続的に行っている。2019年からは日産自動車が参画し、地域に適した運行方式の検証を進めていた。

2021年度は、本格運行に向けての最終段階と位置付け、過去3カ年の実証実験結果を踏まえる。利用ニーズが集中している坂道を中心としたコースおよび駅から遠い住宅地へのコースに集約し、手あげによる自由乗降での有償実証実験を行う。利用者から要望の多かった朝夕の運行時間帯の拡大、小人運賃の導入等に加え、キャッシュレス決済(Visaのタッチ決済、二次元バーコード決済)を導入し、さらなる利便性の向上を図る。



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