WILLERとティアフォー、自動運転サービス導入を見据えた実証実施へ
2024/1/16(火)
WILLER株式会社(以下、WILLER)と株式会社ティアフォー(以下、ティアフォー)は1月11日、新潟交通佐渡株式会社と連携し、自動運転サービス導入を見据えた実証実験実施を発表した。
同実証は、国土交通省の令和4年度「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業) 」を活用し、佐渡市の委託の下で新潟県佐渡市相川エリアにおいて、1月12日~21日に実施する。具体的には、全長約36㎞の国内最長ルートを運行し、起伏の激しい海岸線での風・雪等の厳しい気象条件における自動走行技術実証にくわえ、異業種とのサービス連携実証を行う予定だ。さらに、高齢者や小学生の子供がいる家庭向けの説明会や試乗会等を通じて、新技術導入に対する社会受容性の醸成に取り組み、佐渡市における自動運転サービスの実用化を目指すという。
なお、両社は、今後もWILLERのバス事業で培った交通事業者としてのノウハウと、ティアフォーの自動運転技術との連携を通じて、地域課題の解決を目指すと述べている。